現象

Windows 8からWindows 8.1へのアップデートを行うとき、下記のような現象が発生する場合があります。

• Windows Updateを実行して更新プログラムを適用しようとすると「Windows 更新プログラムの構成に失敗しました。変更を元に戻しています。コンピューターの電源を切らないでください。」と表示された後、更新プログラム適用前の状態でWindowsが起動してしまう。
• Windows ストアに「Windows 8.1に更新」タイルが表示されない。スタート画面に「Windows 8.1に更新」の通知が表示されない。
  

原因

次の場合に、現象が発生します。

＜原因1＞

Webサイトへのアクセスが集中していたりインターネット接続が不安定だったりする場合には、更新プログラムが正常に適用されないことがあります。

＜原因2＞

Windows 8.1へのアップデートを行うには、次の更新プログラム2つが適用されている必要があります。

• KB2871389
• KB2917499

更新プログラムが2つとも適用されていない場合、または一方しか適用されていない場合には、Windows ストアに「Windows 8.1に更新」のタイルは表示されません。

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対処方法

Windows 8.1へのアップデートに必要な更新プログラム (KB2871389 と KB2917499)を手動で適用します。

以下の手順に従って作業を行ってください。

1コンピューターがインターネットに接続していない状態にします。

有線LAN接続の場合はLANケーブルを外します。無線LAN接続の場合は機能を無効に設定します。
※無線LAN機能を無効にする手順は、お使いのコンピューターに添付のユーザーズマニュアルやユーザーズマニュアル補足編を参照してください。

2コンピューターを再起動し、管理者権限をもつユーザー アカウントでサインインします。

3[デスクトップ]をクリックし、チャームの[設定]-[コントロール パネル]を選択します。

4「コントロール パネル」画面の[システムとセキュリティ]-[Windows Update]をクリックします。

表示方法を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に設定している場合は[Windows Update]をクリックします。

5表示された画面左の[設定の変更]を選択します。

6「設定の変更」画面の「重要な更新プログラム」プルダウンメニューから[更新プログラムを確認しない(推奨されません)]を選択し、[OK]をクリックします。

手動で更新プログラムを適用するために、一時的にWindows Updateの自動更新を停止します。

7「Windows Update」画面を閉じます。

8コンピューターをインターネットに接続します。

有線LAN接続の場合はLANケーブルをコンピューターに接続します。無線LAN接続の場合は機能を有効に設定します。

9下記マイクロソフト社のWebサイトにアクセスし、ページに表示されている[ダウンロード]ボタンをクリックします。

表示されたページの指示に従い、更新プログラム2つを適用してください。

Microsoft Download Center

• マイクロソフト社 > Windows 8 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB2871389)
• マイクロソフト社 > Windows 8 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB2917499)
  ※リンク先のサイトはマイクロソフト社が運営しています。ページは予告なく変更される場合があります。

※Windows Updateで、すでにどちらか一方の更新プログラムが適用されている場合には、適用済みの更新プログラムはインストールされません。手順10に進んでください。

102つの更新プログラムの適用が完了したら、コンピューターを再起動します。

11Windows ストアを開き、[Windows 8.1に更新]をクリックします。以降は表示されたメッセージに従ってWindows 8.1へのアップデートを行ってください。

※Windows Updateの設定についての確認画面が表示された場合は、自動更新を有効に設定してください。

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